2020/5/28
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受け、3カ月間施設の営業を停止していた韓国・江原ランドは、5月28日から試験的な営業再開を予定していましたが、感染者急増のため中止することが発表されました。
一方、アメリカ・ラスベガスではカジノ産業を6月4日から再開する目標を発表しました。
韓国:新型コロナ感染者急増により営業再開予定が急遽中止
韓国で国民が利用することができる唯一のカジノ・江原ランドでは、5月8日からソーシャルディスタンス確保したうえでVIPフロアのみ営業が再開されていますが、他フロアは引き続き閉鎖中です。
韓国では徐々に収束の兆しが見られたため、5月28日よりゲーミングフロアの一部を再開予定でしたが、突如国内の新規感染者が急増したことにより、前日27日に急遽中止が発表されました。
5月19日の時点では、同社は「ゲーミングフロアの試験的な再開計画」を韓国取引所に報告しており、これはゲーミングフロアの営業再開時、
- 営業時間を18時間から20時間に拡大
- テーブル数を160台から180台に増設
という対策を行ったうえでオープンするというものでした。
韓国でのコロナ新規感染者は79人。 首都圏を中心に倍増し、過去50日以上で最大の増加が見られています。
感染者数は合計11,344人、死者数は269人にのぼります(2020年5月28日現在)。
現状、2020年1-3月期の売上低下率は37.5%、そして1,561.2憶ウォン(約136億円)の損失が出ています。
売上回復のため早期の営業再開が望まれていますが、国の当局からの助言に基づき試験的なオープンについては再検討される運びとなりました。
ラスベガス:6月4日から再開を目標
アメリカ・ネバダ州のスティーブ・シソラック知事は閉鎖のカジノ産業を6月4日からの営業再開を目指すことを発表しました。
ラスベガスでは、新型コロナウイルスの感染拡大対策として3月からカジノを閉鎖していましたが、5月26日カジノ産業管理団体は会合を開き、営業再開に向けた方策を協議すると説明しました。
その結果を踏まえて営業再開が妥当であるか、今後の再開計画が決まります。
韓国のカジノ再開が延長する一方、ラスベガスが属するネバダ州は営業再開の目標を掲げていますが、人口100万人あたりの感染者数で見ると、その数は韓国と比べて極端に少ないとは言えません。
感染者数合計(2020年5月28日現在)
感染確認済み | 死者数 | |
---|---|---|
韓国 | 11,344 | 269 |
ネバダ州 | 7,696 | 392 |
人口100万人あたりの感染者数(2020年5月28日現在)
感染確認済み | 死者数 | |
---|---|---|
韓国 | 222 | 5 |
ネバダ州 | 2,826 | 144 |
ネバダ州では、4月の失業率が28.2%と前月比4倍まで跳ね上がり、全米で最悪の水準を示しています。
また全米の雇用者数は3月から4月にかけて2,050万人減少し、失業率は高まる一方。第二次世界大戦後最大の落ち込みとなっています。
逸失利益や事業の損失が高まり、雇用者の削減など経済面での紛糾が相次ぐ各国。
カジノ産業も早期再開が求められていますが、感染の第二波・第三波を加味した慎重な計画が必要となるでしょう。
最新オンラインカジノランキングでまとめてチェック!
当サイトのオンラインカジノランキングでは、独自の基準で選んだおすすめのカジノだけをランキング形式で紹介! 紹介しているカジノは全て日本語・スマホ対応。常に最新の情報を更新しています。
遊びやすい優良カジノばかりですので、ランキングに関係なく好みで選んでもOK!ぜひ自分に合ったカジノを探してみてくださいね。 オンラインカジノランキング【2020年最新版】はこちら!