新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、12月から営業を停止していた韓国の「江原(カンウォン)ランド」が2月15日(月)午前10時から営業を再開しました。
韓国の感染者の減少により、政府は2月15日に江原道エリアのコロナ警戒レベルを2→1.5まで引き下げることを発表。
それに伴い、江原ランドも同日より営業を再開する運びとなりました。
しかし、韓国では2月11日~15日まで旧正月による大型連休を挟んでおり、流行拡大の可能性も視野に入れてカジノフロアの収容人数を1,200人に制限しての限定的な再開となります。
韓国政府のコロナ防疫対策にカジノに対する明確な規制はありませんが、防衛対策に遵守して営業をするとしています。
江原ランドについて詳しくはこちら
ソウル周辺のコロナ感染者の推移とカジノ休場状況
2020年3月以降、韓国のカジノは営業停止と再開を繰り返しています。
同年10月、国内の新型コロナウィルス感染者数は毎日100人以下に抑えられていましたが、11月中旬頃から首都ソウルを中心に再拡大が始まりました。
韓国政府は感染者増加に伴い、11月19日から首都圏のコロナ警戒レベルを2段階目、それ以外の都市を1.5段階目に引き上げることを発表。
それに伴い、ソウル市内にある市内にある4つの外国人専用カジノ「江南COEX」「セブンラックカジノ」「パラダイス・ウォーカーヒル」「パラダイス シティ」に対し最低2週間の休業要請を行いました。
さらなる感染拡大に伴い、12月8日から3週間は警戒レベルをもう1段階引き上げを決定
11月に警戒レベルを引き上げた韓国政府ですが、感染者は増え続け12月初旬には1日の感染者数が500人を超える結果に。
感染者数の増加を重く受け止めた韓国政府は、12月8日から28日までの3週間にわたり、首都圏のコロナ警戒レベルを2.5段階目、それ以外の都市を2段階目にさらに引き上げることを決断しました。
2度目の警戒レベルの引き上げに伴い、「江南COEX」「セブンラックカジノ」を運営しているグランド・コリア・レジャー社はソウル市内のカジノは休業継続、釜山にあるセブンラックも休業することを決定。
さらに、江原道エリアに位置している韓国民が入店できる唯一のカジノ「江原ランド」も12月8日から休業することを公表しました。
しかし、感染者数が3週間で減少することはなく、12月の下旬頃には1日1,000人以上を超える日が続いたため警戒レベルの引き上げ期間が延長されることに。
翌年1月も新規感染者数が1日400人を上回る日が続いたため、結果的に2か月以上の休業を余儀なくされました。
12月からの長期間の休業を経て、2月15日からは警戒レベルの引き下げに伴いカジノの営業が再開されます。
江原道・釜山など首都圏以外のカジノはすでに営業再開、ソウル市内に位置するカジノも3月1日を目途に営業を再開する予定をしています。
世界のカジノ最新ニュース一覧はこちら