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今月14日、自民党はIR(カジノを含む統合型リゾート)の主要施設となるカジノの規制案を提示しました。
その内容は、日本人のカジノ入場回数制限、そしてカジノ区画面積の上限設定となっています。
まずカジノ入場回数制限についてですが、これは日本人および日本在住の外国人を対象としたもので、外国人観光客はこの制限を受けません。
懸念されているギャンブル依存症の増加を抑えることを狙いとしています。
自民党は「連続する7日間で3回まで」「連続する28日間で9~11回まで」の両方の制限を検討しています。
カジノ入場の際にマイナンバーカードの提示を義務付けることで、個人の入場回数を把握するとのことです。
さらに、シンガポールをモデルケースとし、カジノ区域の面積を1万5,000平方メートルまでの上限を設定し、さらにIR全体に対して3%の面積割合にする方向で案をまとめています。
これにはカジノが巨大化することを防ぐ狙いがあります。
政府はこれらの検討案を自民党内でさらに検討を重ねたうえで公明党などと調整を行い、今国会提出予定のIR実施法案に盛り込む予定です。