1月30日、世界屈指のIR事業者であるMGMリゾーツ・インターナショナルのCHO(チーフ・ホスピタリティ・オフィサー)である、アリ・カストラティ氏が、「日本食普及の親善大使」に任命されました。
「日本食普及の親善大使」とは、日本食・食文化に対してプロ意識を持ち、それを普及するために的確なアドバイスを行う日本料理関係者などが、農林水産省から任命されるものです。
今年度は、海外に拠点を置いている日本料理関係者17名が、新たに任命されました。
大阪でのIR実現を目指すMGMリゾーツは以前から、飲食などの各部門の責任者が日本の漁港や産地を巡り、各地の生産者や中小企業との意見交換を重ね、高品質の日本の生産物をアメリカに輸入してきました。
カストラティ氏もこれまでに、仙台市にて地元水産加工会社や醸造所との会合を開く活動などを行ってきており、任命式では「大変身が引き締まる思いです。MGMリゾーツは、日本食の細部にまで徹底した仕事ぶりに感銘を受け、その素晴らしさを世界中で発信して来ました。これからも、MGMのグローバルな強みを活かして、日本食の発展に貢献していきたく存じます。」とコメントしました。
日本食の魅力を積極的に発信し続けるMGMリゾーツ
MGMリゾーツは、世界中にIRを展開する統合型リゾート運営会社です。
主にアメリカで運営する各IR施設のレストランなどで、日本産の食品を使ったメニューを提供し、日本食の普及に力を入れてきました。
その功績は、日本貿易振興機構(ジェトロ)からも評価されており、「日本産食材サポーター店」にMGMリゾーツが運営する13店舗が認定されたほどです。
その他にも、世界的に知られるシェフである「菊乃井」三代目主人の村田吉弘氏による和食セミナーを行ったり、村田氏と村主章枝氏(フィギュアスケーター・振付師)を迎えて日本食のイベント「THE ART OF TRADITION -日本食コンテスト-」を開催する等、アメリカで日本食の魅力を伝え続けています。
現在、大阪でのIR事業展開に唯一立候補しているMGMリゾーツ。
MGMリゾーツ会長のジェームズ氏は「ここ数年で、日本に幾度も足を運び、じっくりと日本について理解を深めてきた」と語っています。
今回の任命も重なり、大阪での事業展開に、より一層の期待が高まります。
★関連記事
大阪IR事業者公募はMGM・オリックスのみ 交渉の関係性も変化か
世界のカジノ最新ニュース一覧はこちら