ベトナムのメコンデルタ地方キエンザン省にある「フーコック島」で、カジノを含む観光娯楽施設建設(以下カジノ施設)に向け投資が認められることが決定しました。
フーコック島の「ガインザウ」「クアカン」「ハムニン」の3つの村に、カジノ施設やホテル、国際会議場などが建設される予定で、完成は2021年になる見込みです。
カジノ施設への投資主は、ベトナムの大手不動産企業「ビングループ」が50%を出資している「フーコック観光投資開発株式会社」で、投資総額は日本円で約2460億円になる予定。
また、建設予定のカジノ施設では3年間、試験的にベトナム人の入場が認められます。
ベトナム人のカジノ入場が認められる条件としては
- 満21歳以上
- 民事行為能力を有すること
- 毎月の収入が1000万VND(約4万9300円)以上であることを証明できる
などが挙げられます。
今回、カジノ施設への投資を決定したのはベトナムのグエン・スアン・フック首相。
フック首相は、国防省と公安省に対して「キエンザン省人民委員会と協力して、カジノ地区の秩序維持と社会安全、国防の確保に留意するに求める」というコメントを残しました。
目次
フーコック島とは?
フーコック島は、カンボジアとの国境沿い、ベトナム最南端に位置する島です。
世界遺産にも登録されるほどの貴重な自然環境と、どこまでも広がるビーチが魅力。
現在日本からフーコック島への直行便がないため、日本ではまだ少し知名度が低いかもしれません。
ですが、2012年には「フーコック国際空港」が完成し、海外からの観光客は年々増加しています。
より注目度を増していくであろうフーコック島のカジノ施設として、今後も目が離せません。
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