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カジノの歴史を紹介!語源や各国で広まった経緯とは|カジリゾnavi

カジノといえば、ラスベガスやマカオなどのイメージが強いのではないでしょうか。 しかし歴史を遡ると、実はカジノの始まりはヨーロッパにあるといわれています。

今回は、カジノの歴史や語源、カジノが各国でどのように発達していったのかを見ていきましょう。

目次

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カジノの始まり

カジノという言葉は、イタリア語で「小さな家」を意味する「casa」が語源です。 カジノの起源は、17世紀前後のイタリアにあるといわれています。 貴族たちが別荘(=小さな家)でパーティーを開き、客人たちと一緒に楽しんだ遊びの中にトランプを使ったギャンブルがあったようです。

その後、ヨーロッパ文化の発達とともに各国に広がっていき、カジノの基礎を築きました。

 各国のカジノの歴史

ヨーロッパで始まったカジノは、次第に世界各国で親しまれるようになります。
特に、アメリカ、フランス、イギリス、ドイツなどではカジノが一般的になっていきました。

また、近年はマカオや韓国、シンガポールでもカジノが大きく発展しています。
各国では、どのようにしてカジノが定着したのでしょうか?その歴史を見ていきたいと思います。

アメリカ(ラスベガス)

アメリカでカジノといえば、ラスベガスを思い浮かべる人が多いでしょう。 ラスベガスがカジノの街として発展し始めたのは、1940年代。

ヨーロッパでのカジノの隆盛からだいぶ後になります。

その後、1960年代には装飾や建築物まで1つのテーマに合わせる「テーマカジノ」が建設されます。
そして、家族連れや地元客を取り込んだ新しいカジノが発展していきました。

ヨーロッパ(フランス・モナコ・イギリス・ドイツ)

カジノはイタリアだけでなく、ヨーロッパ各国でも親しまれるようになります。 とくにカジノが盛んな、フランス、モナコ、イギリス、ドイツではどのようにして浸透していったのでしょうか。

各国の歴史を見ていきましょう。

フランス:1907年にカジノ合法化

フランスでは、ルイ15世時代に賭博場が広まりました。
当時のフランスの賭博場は、貴族向けと庶民向けにわかれていたといわれています。

その後、フランス革命によって王政が倒れ、賭博に対する制限が撤廃。 政府は賭博場を公認する一方、政府の支配下において税金を徴収するようになります。

そして、フランス第三共和政時代の1907年に合法化することになります。

モナコ:19世紀にカジノ発展

モナコでは、19世紀にカジノが発展しました。 現在では、モナコのモンテカルロカジノが世界的に有名ですよね。 モナコのカジノは非常に格式高いというイメージをお持ちの方も多いと思います。

以前はスーツ・ネクタイの着用が必須でした。

しかし、現在はもう少し気軽に入場できるようになっています。
服装も、いわゆる「スマートカジュアル」で問題ありません。

イギリス:1960年に賭博施設としてのカジノ誕生

イギリスでは、1829年に世界最古の民営カジノといわれる「クロックフォード」が設立されました。 クロックフォードは現在も営業しており、イギリスでも特に格式高いカジノ施設として知られています。

また、1960年に賭博施設としてのカジノが初めて誕生し、賭博に関する法律も生まれています。

ドイツ:13世紀頃~公営カジノが存在

ドイツでは、13世紀頃からすでに公営カジノが存在していたといわれています。 「カジノ」という言葉が生まれ、発達の礎を築いたのはイタリアですが、ドイツではそれ以前からカジノに近い遊びが営まれていたのです。

現在では40ほどのカジノがあり、バーデンバーデン、バート・アーヘン、ドルトムント、ベルリンなどがカジノの街として知られています。

アジア(マカオ・シンガポール・韓国)

アジアで本格的にカジノが発達したのは、近年のことです。
アジアの中でもカジノの人気が高いといわれるマカオ・韓国・シンガポールでは、どのようにしてカジノが行われるようになったのでしょうか。

マカオ

マカオは2000年代に外国資本が続々参入したことで、カジノ都市として急速に発展しました。
2006年にはラスベガスを上回る利益を上げ、世界有数のカジノ都市に仲間入りを果たしています。

シンガポール

シンガポールでは長年、カジノが禁止されていました。 1985年と2002年にカジノ解禁の議論が巻き起こったものの、最終的にはカジノ解禁に至りませんでした。

しかし、2004年にふたたびカジノ解禁論争が起こり、2005年にようやくカジノ合法化に踏み切っています。

韓国

韓国では、1968年に韓国初のカジノ施設「ゴールデンゲート」が仁川オリンポスホテルに誕生しました。
その後もカジノ施設が続々と建設され、現在では十数施設が営業しています。

日本

日本では、昔から賭博が存在していました。江戸時代には、歴史ドラマでよく見るような賽賭博が庶民の間に浸透していきます。 賽賭博は、二つのサイコロを投げ、出た目が半(奇数)か丁(偶数)を当てる賭け事です。

現在の日本ではギャンブルが禁止されていますが、2018年にカジノ法案が成立し、合法化に向けて歩み始めています。

カジノの今後を予想

各国のカジノの歴史を振り返ってきましたが、今後のカジノ業界はどのように進んでいくのでしょうか。
日本のカジノ解禁に向けた状況と合わせて見ていきましょう。

新型コロナウイルスの影響で、ますます「オンラインカジノ」が発展

近年のカジノ業界では、「オンラインカジノ」が注目を集めています。 新型コロナウイルスが世界中で流行したことによって、直接カジノに行く機会が減ってしまっている昨今。

いつでもどこでも、自分の好きな場所・時間にできるオンラインカジノは、今後も人気を集めていくことが予想されます。

日本のカジノ解禁はしばらく先

2018年にカジノ法案が成立したことで、日本のカジノ解禁を楽しみにしている方も多いでしょう。 当初は「2020年東京オリンピック」に合わせてカジノをオープンするといわれていましたが、新型コロナウイルスでオリンピックは延期。 2020年3月現在も新型コロナウイルス収束の目途がたっていないため、カジノ法案に関する対応は遅れている状況です。

カジノの開業を検討していた自治体も新型コロナウイルスの対応に追われているため、日本のカジノ解禁はもうしばらく先のことになりそうです。

カジノ法案については、下記のサイトで詳しく解説しています。

カジノ法案の基礎知識・最新情報はこちら

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