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パイゴウポーカー攻略ガイド!ルールや勝ち方のコツを解説|オンラインカジノ比較ナビ【カジノナビ】

最終更新日:2023-06-28

パイゴウポーカーは中国の「牌九」というドミノによく似たゲームを、トランプでプレイできるように応用したゲームです。 名前にある通りポーカーの種類の1つですが、パイゴウポーカーは他のポーカーと少し異なり、リスクが低くゆったりと楽しめるとして世界中のプレイヤーに人気があります。 ポーカーやブラックジャックなど、普段のカードゲームと少し違ったゲームをのんびり楽しみたいという方におすすめです。

ここでは、パイゴウポーカーの特徴や遊び方、プレイ可能なオンラインカジノなどをご紹介していきます。

配当 発祥国
1倍~180倍 中国

担当ライター:皆月
(ライター/オンカジ歴2年)

パイゴウポーカーの特徴は、プレイヤー、ディーラー共に手札を2つに分けてそれぞれ勝負するという点にあります。 最初に配られる7枚のカードを5枚・2枚に分けます。パイゴウポーカーではカードの交換が行われないので、最初に配られたカードのみで勝負することになります。 このうち5枚は「ハイハンド」、2枚は「ローハンド」と呼ばれ、両方がディーラーの手を上回っていた場合に勝利となります。

どちらか片方が負けている場合は引き分けとなるので、負ける確率も低くローリスクなゲームと言えます。

さらに特徴的なのは、役の強さによって配当が高くなることがない点です。ディーラーに勝つには強い役を作る必要がありますが、役の強さはあくまで勝つためのもので、配当はすべて1倍となっています。

また、パイゴウポーカーでは、プレイヤーが胴元の立場(バンカー)となってプレイすることも可能です。その場合はディーラーと他のプレイヤーの全員と勝負する形になります。
他プレイヤーに対して支払いを担保するだけの資金が必要になりますが、その分有利にゲームを進めることができます。

パイゴウポーカーの歴史

もともとは古代中国のゲームに由来しており、今から100~200年前に軍隊の兵士たちにより再びプレイされるようになったと言われています。
20世紀後半に、ポーカーの要素を取り入れトランプでプレイするようになり、パイゴウポーカーと呼ばれるようになりました。 1980年代後半からカリフォルニアでもプレイされるようになり、今では世界中でパイゴウポーカーがプレイされています。

パイゴウポーカーは、通常の52枚にジョーカー1枚を追加した53枚のカードで行います。
配られた7枚のカードから5枚をハイハンド、残った2枚をローハンドとして分け、ハイハンド、ローハンド共にディーラーの手を上回っていれば勝利となります。

パイゴウポーカーには2つにハンドを分ける際、ハイハンドはローハンドより強い役で構成しなければならないというルールがあります。 このルールを無視して勝負してしまうと、ファールとして即負けとなってしまうので注意が必要です。 例えば「ハイハンドに役がない」のに「ローハンドでワンペア」が成立している場合などはファールになります。

また、プレイヤーとディーラーの手が、どちらも同じ役で構成されている場合を「コピーハンド」といい、その場合はディーラーの勝ちとなります。

ジョーカーはストレートやフラッシュを作るときのワイルドカードとして使用可能なほか、「A(エース)」として扱うこともでき、パイゴウポーカー最高の役である「ファイブエース」に必要となります。
※カジノによっては、常にワイルドカードとなり、ジョーカーのありなしで、配当に差がある場合があります。

カードの強さが勝敗を決する

パイゴウポーカーはカードを交換することができないため、役が作りにくいゲームとなっています。
役ができなかった場合はカードの強さで勝負することになりますので、カードの強さがとても重要です。

カードの強さは「2」が最も弱く、「A」が最も強くなっています。ジョーカーもAと同じ扱いです。

特にローハンドは2枚しかないので、ワンペアができなかった時はカードの強さで勝負することになります。
また、ディーラーとプレイヤーが同じ役を出したときも、よりカードの強い方が勝利となります。

1
Ante(アンティ)またはBETと書かれた場所にチップを置く

2
プレイヤー、バンカー両方に7枚づつカードが配られる

3
7枚のカードをハイハンド、ローハンドの2つの手に分ける

4
2つの手それぞれでディーラーと勝負する

ハイハンド、ローハンド共に勝利していれば勝ち、両方が負けていれば当然負けとなります。
勝ったのがどちらか一方だけの場合は引き分けです。

パイゴウポーカーは、役の強さで勝敗が決まりますが、役の強さによって配当が変わることはないため、配当は一律で1倍(-手数料5%)となります。

役ができない場合や、ディーラーとプレイヤーが同じ役だった場合も、カードがより強い方が勝利となります。

内容 組み合わせ例
ノーペア(役なし) 1番数字の大きいカードで優劣が決まる
ワンペア 同じ数字のカードでできたペアが1組 「2-2-5-6-7」
「5-8-10-10-K」
ツーペア 同じ数字のカードでできたペアが2組 「3-3-7-K-K」
「4-4-9-Q-Q」
スリー・オブ・ア・カインド 同じ数字のカードが3枚の組み合わせ 「5-5-5-10-K」
「2-4-J-J-J」
ストレート 連続した数字のカード5枚の組み合わせ 「10-J-Q-K-A」「A-2-3-4-5」

(絵柄は問いません)

フラッシュ 絵柄が同じ5枚のカードの組み合わせ 「6-3-5-8-4」「4-K-6-3-7」

(絵柄が同じなら数字は問いません)

フルハウス ワンペアとスリー・オブ・ア・カインドの組み合わせ 「2-2-3-3-3」
「9-9-J-J-J」
フォー・オブ・ア・カインド 同じ数字のカード4枚の組み合わせ 「5-Q-Q-Q-Q」
「3-3-3-3-10」
ストレートフラッシュ 全ての絵柄が同じ5つの連続した数字のカードが5枚の組み合わせ 「4-5-6-7-8」「9-10-J-Q-K」

(絵柄が全て同じ)

ロイヤルストレートフラッシュ 10、J、Q、K、Aのストレートフラッシュ 「10-J-Q-K-A」
(絵柄が全て同じ)
ファイブ・オブ・ア・カインド 4枚のAとジョーカーの組み合わせ 「A-A-A-A-Joker」

レア度 –

1番数字の大きいカードで優劣が決まります。「A」が最も強く、「K→Q→J→10…」の順に弱くなっていき「2」が最も弱い手となります

レア度 ★

同じ数字のカードでできたペアが1組できる組み合わせです。
ローハンドは2枚しかないため、ワンペアが最高の役となります。

レア度 ★

同じ数字のカードでできたペアが2組できる組み合わせです。

レア度 ★★

同じ数字のカードが3枚揃う組み合わせです。

レア度 ★★

連続した数字のカードが5枚できる組み合わせで、ハートやスペードなどの絵柄は問いません。「5、6、7、8、9」など。 ただし、「K→A」や「A→2」は繋がった数字としてみますが、「K→A→2」では繋がらずストレートとして成立しません。

レア度 ★★★

ハートやスペードなどの絵柄が全て同じ5枚のカードの組み合わせで、数字はなんでも構いません。

レア度 ★★★

同じ数字のカードが2枚と同じ数字のカード3枚の組み合わせです。(ワンペアとスリー・オブ・ア・カインドが1組づつある状態です。)

レア度 ★★★★

4枚のカードが全て同じ数字の組み合わせです。

レア度 ★★★★

全ての絵柄が同じで、連続した数字のカードが5枚の組み合わせです。(絵柄が全て同じ状態のストレートです)

レア度 ★★★★★

ストレートフラッシュでさらに数字が「10-J-Q-K-A」の組み合わせです。

レア度 ★★★★★

Aが4枚とジョーカー1枚の組み合わせです。

パイゴウポーカー攻略の上でポイントとなるのは、ハイハンド・ローハンドを「いかに両方で勝てるように分けるか」ということです。

5枚で作られるハイハンドでは4枚からなる強い役を作ることも可能ですが、ハイハンドで強い役を作ったことでローハンドが弱くなってしまっては、勝負に勝つことができません。

つまり「ローハンドの強さ」を意識することが重要になってきます。

例えば配られたカードが「5-5-10-J-J-J-Q」の時に、どのように分けるかを見てみましょう。

1つは5枚を「J-J-J-5-5」2枚を「10-Q」に分ける方法です。
ハイハンドをフルハウス、ローハンドをノーペアにしています。ハイハンドの方は高い確率で勝てるでしょうが、ローハンドはQ以上のカード、または相手がワンペアを出して来たら負けてしまうため勝つことは厳しいでしょう。

一方、右側はハイハンドをスリー・オブ・ア・カインドとローハンドをワンペアにしています。 こちらはローハンドにワンペアの役を作ることで左側の組み合わせよりもローハンドが勝てる可能性を高くしています。ディーラーの作る役によって勝敗が分かれるポーカーですが、ツーペア以上の役が出る可能性は比較的低いため時にはローハンドを優先するなどの戦略は有効です。

また、Aが3枚ある場合はスリー・オブ・ア・カインドとして役を組むよりもハイハンドをAのワンペアにしてローハンドにAを配置した方がいい場合もあります。

慣れるまではややこしいかもしれませんが、パイゴウポーカーではディーラーに助けを借りることもできるので、カードの分け方に迷ったら遠慮なく尋ねてみるのもいいでしょう。

さらに、役の作り方以外で有利にゲームを進めるという点で有効なのが、胴元の立場になれる「バンカープレイ」です。

パイゴウポーカーでは、カジノ側に一定の手数料を支払うことで胴元の立場としてプレイできるバンカープレイが可能です。

バンカープレイで最も有利なのは、「コピーハンドの場合はバンカーが勝つ」という点です。
コピーハンドとは、プレイヤーとディーラーが同じ手の場合を指します。特にローハンドでコピーハンドができやすいパイゴウポーカーでは、コピーハンド時に勝てるかどうかで、ゲームの優位性は大きく変わってきます。

ゲームの流れをコントロールすることも可能!

バンカーは、カードを配る際にテーブルのどこからカードを配り始めるかを指定することも出来ます。 これによりディーラーや他のプレイヤーにいいカードが続いている場合に、次もそこに配られるはずのカードを自分に持ってくるなど、戦略的に流れを作ることができます。

さらに、プレイヤー時には即負けとなってしまうファールも、バンカーの場合には置き直し可能など有利な点があります。

バンカープレイでは資金力が試される!

優位性の高いバンカープレイですが、胴元としてプレイすることになるため、他のプレイヤーに対する支払いを担保するだけの資金が必要になります。
そのため、ある程度の資金力がないと、1回で資金がなくなってしまうという危険もあります。
有利にゲームを進められる反面、資金面でのリスクが大きいということを覚えておきましょう。

ラッキーニッキーでプレイできるパイゴウポーカーは、「スタンダード」「ハイローラー」「VIP」の3種類の中からベット限度額を設定できるので、大きく賭けて勝負したいプレイヤーにおすすめです。

このゲームで
遊ぶなら ラッキーニッキー

ウィリアムヒルのパイゴウポーカーは、標準的なルールを採用しており、迷ったときに自動で手を分けてくれるハウスウェイ機能も搭載。初心者の方が練習してルールを覚えるのにもピッタリです。

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