韓国のIR施設「パラダイスシティ」が、従来の施設に加え、新しい施設をオープンさせました。
パラダイスシティは、2017年4月にオープンしたIR施設です。
韓国には元々カジノ自体はあったのですが、カジノやホテルなど、さまざまな施設が一体化した「統合型リゾート施設」というのはパラダイスシティが初です。
娯楽とアートを融合させた「アートテインメント統合型リゾート」をテーマにしているだけあって、施設内やホテルの客室内に散りばめられた芸術品が特徴的なパラダイスシティ。
それまでにも、プールやカジノなど十分な娯楽施設はあったのですが、今回のリニューアルで以下のような施設が誕生しました。
- シメル(高級温浴施設) 2000人が収容できるスパ施設。
1階がヨーロッパ式のスパ、2階が低温サウナなどが主流な韓国のスパ「チムジルバン」、3階が屋内プールになっています。
- アートパラディソ(デザイナーズホテル) 従来のホテルとは異なり、芸術的な雰囲気を重視したデザイナーズホテルです。
ホテル内にもプライベートスパやフィットネス施設などを併設しています。
- クロマ(クラブ) 最大3000人が収容可能なクラブ。
1階はミュージックラウンジ、2階はステージ、3階はVIPルーム、4階はビーチクラブと分かれています。
- スタジオパラダイス(多目的スタジオ)
映画やドラマなどの撮影で使用可能な多目的スタジオです。 - パラダイスアートスペース(展示場)
美術品、建築、ファッションなどさまざまな作品を展示する場所です。 - プラザ(ショッピングモール) 飲食店・ショッピング施設で、本場の韓国料理などを初めとした食事が楽しめます。
また、アート施設も併設されています。
- パラダイスセガサミー株式会社のパク・ピョンリョン代表取締役は「アートとエンターテインメントが組み合わされた新しい観光インフラと韓流コンテンツで、韓国を代表する観光ランドマークとしての地位を確固たるものにしたい」というコメントを残しました。
日本からも近く、日本人向けのイベントやツアーも計画しているパラダイスシティ。
今後発表される新しい情報も気になるところですね。
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