2023-08-24
この記事はこんな人におすすめ
- ブラックジャックの
基本的なルール
が知りたい
- ブラックジャックで取れる
行動(アクション)の種類
が知りたい
- ブラックジャックの
特別ルール
も把握しておきたい
ブラックジャック(Blackjack)は、オンラインカジノの中でも人気の高いテーブルゲームの1つです。
プレイヤーとカジノディーラーが競う対戦型で、配られたカードの合計が21に近い方が勝ちとなります。
合計数が21を超えてしまった場合は負け、同じ合計数の場合は引き分けです。
ブラックジャックの魅力は、遊び方や勝敗のルールが簡単で、初心者でもゲームの流れを覚えやすいこと。
また、自分なりの戦略を立てることが勝敗を分けるカギとなり、ディーラーとの駆け引きが楽しめる奥深いゲームでもあります。
この記事ではブラックジャックのゲームの流れやトランプの数え方など、基本的なルールを解説します。
ブラックジャックに慣れてきた方向けの特別ルールも紹介しますので、ブラックジャック初心者の方も中級者の方も、ぜひ参考にしてください。
担当ライター:シゲ
(管理人/オンカジ歴10年)
この記事を読むと分かること
- ブラックジャックでは
絵柄のカードは「10」、Aは「1」または「11」
と数える
- 基本のアクションは
「スタンド」「ヒット」「ダブルダウン」
の3つ
-
特殊ルールのブラックジャック
でのみ使えるアクションもある!
まずは、ブラックジャックの流れを見てみましょう。
最も一般的なブラックジャックのゲームの流れは、以下のとおりです。
- ベット額を選択
ゲームが始まったら、賭けたい金額のチップを選びます。最小・最大ベット額はテーブルによって決まっているので、あらかじめ確認しておきましょう。 - チップを賭ける
選んだチップをテーブル上のベッティングエリアに置きます。 - ディールボタンをクリック
ディールボタンをクリックすると、プレイヤーとディーラーに2枚ずつカードが配られます。ディーラーのカードは1枚だけ伏せられた状態で置かれます。 - 次のカードを引くか引かないかを決める
カードの合計数を見て、次のカードを引く(ヒット)か、引かない(スタンド)かを決めます。追加のカードを引いた際、合計数が21を超えてしまうと「バースト」となり、その時点で負けとなります。 - ディーラーのカードがオープンされ勝敗が決まる
プレイヤーの選択が終了後、伏せられていたディーラーのカードがオープンされ、勝敗が決まります。勝った場合は配当金が配られ、負けた場合はベット額が没収となります。
ブラックジャックでは、カードの合計数がディーラー(相手)よりも21に近く、かつ21を超過しないことを目指します。
最初にプレイヤー(自分)がベットした後、ディーラーがプレイヤー・ディーラーにそれぞれ2枚ずつカードを配ります。
ディーラー側のカードは、1枚だけオープン、もう1枚は伏せられた状態です。
プレイヤーは配られた2枚のカードを確認後、もう1枚カードを引くか否か判断します。
もう1枚カードを引くことを「ヒット」、カードを引かず2枚のままにしておくことを「スタンド」と呼びます。
ヒットするかスタンドするかの駆け引きが、ブラックジャックの醍醐味です。
プレイヤーがヒットするかスタンドするかを選択し終わると、ディーラーが伏せていたもう1枚のカードがオープンになります。
ディーラーの合計値が「16以下」の場合、ディーラーはカードをもう1枚引きます。
ディーラー側はカードの合計値が17以上になるまでカードを引き続け、17以上になった時点でプレイヤーと勝負します。
プレイヤー・ディーラーいずれの場合も、合計値が21を超えると「バースト(bust)」なり、負けが確定します。
ヒットorスタンドの選択はベーシックストラテジーで攻略!
ブラックジャックにおける勝負の明暗は、カードをもう1枚引く「ヒット」、今出ているカードで勝負する「スタンド」のどちらを選択するかにかかっています。
選択する際に攻略のカギとなるのが、「ベーシックストラテジー」です。
「ベーシックストラテジー」は運任せでヒットかスタンドを選択するのではなく、より戦略的な選択をし、勝率を上げるためのものです。
ブラックジャックでなかなか勝てない方は「ベーシックストラテジー」を試してみてはいかがでしょうか。
ベーシックストラテジーの使い方はこちら
ブラックジャックのカードの数え方は、以下のとおりです。
- 2~10:数字のまま数える
- J・Q・K:「10」と数える
- A:「1」または「11」と数える
数字は基本的にそのまま数えますが、「A」のみ特殊で「1」または「11」の好きな方でカウントできます。
2パターンあるため最初は混乱するかもしれませんが、慣れてくれば即座に計算できるようになるでしょう。
10・J・Q・Kのいずれか+Aの組み合わせ(合計21)が出た場合は「ブラックジャック」と呼び、配当が1.2~1.5倍になります。
ゲームによっては、単純に合計が「21」になることをブラックジャックと呼ぶ場合もあります。
プレイヤーはカードの状況に応じて、様々な行動(アクション)を選択できます。
基本的には、以下3つのアクションを取りながらゲームを進めます。
- 【スタンド】次のカードを引かずにそのまま勝負する
- 【ヒット】次のカードを引いてゲームを続ける
- 【ダブルダウン】ベット額を2倍にして次のカードを引く
「ダブルダウン」は、賭け金を2倍にできる選択肢です。
最初のベットを終え、ディールをした後からベット額を倍にできるため、自信のあるカードが揃った際に使いましょう。
ただしダブルダウンは、次のカードを引くことが前提となります。現状の合計値が21に近い場合は、「スタンド」でそのまま勝負した方がよいでしょう。
ダブルダウンは「21」を狙っている時に使おう!
ブラックジャックでは「10・J・Q・K」の全てが「10」としてカウントされるため、「10が出れば21に近づく」場合の勝率が高くなります。
例えば上記の図のように、手札が【4+7=11】で、10のカードが出たら21が狙える、と言った場合に非常に有効なアクションとなります。
ブラックジャックのダブルダウンを徹底解説!ベストなタイミングや基本ルール
ブラックジャックでは、基本の「スタンド」「ヒット」「ダブルダウン」以外に、一定の条件が整った場合のみ使える、以下のアクションがあります。
インシュランス(インシュアランス)は「保険」を意味するアクションです。
ディーラーの最初のオープンカードが「A」で「ブラックジャック」の可能性がある場合に、ベット額の半分を追加で支払うことで、保険をかけることができます。
もしディーラーがブラックジャックとなった場合、インシュランス分の額の3倍が払い戻されます。
インシュランスを使うと、最初の賭け金は没収となります。
ディーラーがブラックジャックになった場合、インシュランスの3倍配当と差し引きでプラスマイナスゼロになる計算です。
相手がブラックジャックでなかった場合は、インシュランスに賭けていた保険金は没収となります。
頻繁には使わず、「ここで大損は出来ない!」いうようなシーンで使うとよいでしょう。
ブラックジャックのインシュランスは損か得か?4つの事例とルールも解説
スプリット
スプリットは、プレイヤー側に最初に配られた2枚が同じカードだった場合に、手札を2組に分けることができるアクションです。
2組に分けることで、それぞれ別々にゲームを進行できます。
最初のカードを確認して、数値の高いカードが2枚ずつ来たような場合にスプリットをすると、特に有効です。
ブラックジャックにおいて、一番引く確率が高いのは数値が「10」となるカードです。
例えば、Aが2枚の時にスプリットをすれば、引く確率の高い10がどちらかに来るだけで、すぐにブラックジャック(21)が成立します。
9や8が2枚来た際にも有効な場合がありますが、10が2枚来た際はその時点で「20」となるので、スプリットせずそのまま勝負するのが無難です。
ブラックジャックのスプリットの使い方を解説!有効なタイミング・基本ルール
ブラックジャックには、特殊ルールが追加されたゲームもあります。
ゲームの種類によって、取れるアクションが増える場合があります。
ここではよく使われている特別ルールと、以下の特殊なアクションを紹介します。
- サレンダー
- スイッチ
- スーパーマッチ
- ペアベット(パーフェクトペア)
- ジャックポットベット
「サレンダー」とは「降参」という意味で、負けそうだと思った時に勝負を降りられるアクションです。
「BLACKJACK SURRENDER(ブラックジャックサレンダー)」など、タイトルに「サレンダー」と入ったゲームで使用できます。
サレンダーを使って勝負を降りると、賭け金のうち半分が戻ってきます。
リスクを少し抑えられるため、初心者や資金に余裕のない方、ブラックジャックをじっくり楽しみたい方に向いています。
ただし、サレンダーは最初のターンでしか使えないので注意して下さい。
ブラックジャックのサレンダーを使うタイミングは?意味や基本ルールも解説
スイッチは「BLACKJACK SWITCH(ブラックジャックスイッチ)」など、タイトルに「スイッチ」と入ったゲームで使えるアクションです。
ブラックジャックスイッチは、通常のブラックジャックとは異なり、最初に手札が4枚配られ、手持ちが2枚×2組に分かれた状態でスタートする特殊ルールになっています。
「スイッチ」を行うことで、2組の間でカードを入れ替えることができます。
スイッチを使うタイミング
例えば、「10」の数値となるカードと「A(11)」のカードが別々の場所に配られるとします。
図の左のままでは、「16」と「14」と、どちらも微妙な数値になってしまいます。しかしスイッチを使ってカードを入れ替えれば、強い数値になる事があります。
様々なパターンがあるので、手元のカードが弱いと感じたらスイッチで強くなるかどうか確かめてみましょう。
ただし、スイッチは最初のターンでしか使用できないので注意しましょう。
「スーパーマッチ」も、「スイッチ」同様にブラックジャックスイッチと呼ばれるゲームで使えます。
ブラックジャックスイッチでは、最初に配られる4枚の手札の中で決まった役が成立(スーパーマッチ)すると、配当が貰えるという特殊ルール(スーパーマッチ)があります。
通常の勝負とは別に、「スーパーマッチ」にもベットすることができます。
スーパーマッチの配当倍率
以下の役が揃うと、それぞれの倍率に応じた高配当を得ることができます。
-
4枚のうち、同じ数字のカードが2枚揃う
-
4枚のうち、同じ数字のカードが3枚揃う
-
ワンペアが2つ成立する
-
4枚全てが同じ数字のカードで揃う
ペアベット(パーフェクトペア)は、ブラックジャック・クラシックなどで使えるアクションです。
ペアベットが採用されているゲームでは、最初に配られる2枚の数字や色が揃う(ペア)と、配当が貰えるという特殊なルールがあります。
通常の勝負とは別に「ペア」に賭けるサイドベットが可能です。
ペアベット(パーフェクトペア)の配当倍率
「ペア」の配当倍率は以下のように、数字・色・マークがいくつ一致しているかによって異なります。
-
数字のみが同じカードが2枚揃う
-
数字と色が同じカードが2枚揃う
-
数字・色・マークの全てが同じカードが2枚揃う
ジャックポットベットは「PROGRESSIVE BLACKJACK(プログレッシブ・ブラックジャック)」と呼ばれるゲームで使えるアクションです。
通常のベットとは別に、Aのカードを連続で引き続け、揃った枚数に応じて配当が発生する「ジャックポット」にベットすることが可能です。
最高配当は「ジャックポット」で、今まで全プレイヤーのベット額から積み立てられたジャックポットが一気に払い戻しされます。
なお、このルールでは1枚目からAを引く必要があります。途中からAを引いた場合は対象にはなりませんので注意しましょう。
ジャックポットベットの配当倍率
連続で引いたAの数によって、勝利時の配当倍率が異なります。
以下のように、ジャックポット以外でもかなりの高額配当となっています。
-
1枚目でAを引く
-
1枚目・2枚目でもAを引く(マークは別でもOK)
-
1枚目・2枚目で、同じマークのAを引く
-
1枚目から3枚目まで続けてAを引く(マークは別でもOK)
-
1枚目から4枚目まで続けてAを引く(マークは別でもOK)
-
1枚目から3枚目で、同じマークのAを引く
-
1枚目から4枚目で、同じマークのAを引く
ブラックジャックは、「配られたカードの合計数が21以下で、21により近い方が勝ち」というシンプルなゲームです。
カードの数え方は、以下のとおりです。
- 2~10:数字のまま数える
- J・Q・K:「10」と数える
- A:「1」または「11」と数える
絵柄やAのカードの数え方が特殊ですが、慣れればすぐに計算できるようになるでしょう。
また、ブラックジャックでは基本のアクション「スタンド」「ヒット」「ダブルダウン」のほか、一定の条件下や特殊ルールでのみ適用されるアクションもあります。
最初はシンプルなルールのブラックジャックで遊んでみて、慣れてきたら特殊ルールにも挑戦してみるとよいでしょう。