東南アジア各国で、カジノに関する関心が高まっています。
東南アジアのカジノといえば、フィリピンやシンガポールが有名ですが、実は東南アジアはカジノに前向きな姿勢を見せており、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国のうちカジノを合法化していないのはタイとブルネイの2国のみ。
今、タイは特にカジノ合法化に大きな関心を寄せているようです。
首都バンコクにあるランシット大学社会イノベーション・カレッジは、「カジノを合法化することが出来れば年間で1000億バーツ(約3180億円)以上の税収が見込める」という調査結果を発表しました。
ギャンブル依存などへの懸念から国民の支持が得られないとしてたびたび見送られてきたタイでのカジノ合法化。近隣諸国では年齢制限を設けることで健全なカジノ運営に成功しているということもあり、近年行った調査によると、カジノ合法化に賛成する割合は確実に増加しているようです。
カジノ合法化に向けて動きを見せているタイ。 対して日本はかなり動きが鈍くなってしまっているのが現状です。
慎重になるのはいいことですが、時代に乗り遅れないようにしてほしいものですね。